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硬派と見せかけ実は軟派なワムシがいます
前回の記事で、ワムシには被甲という殻に包まれ、体が変形しないものと、被甲を持たず柔軟に体を変形させるものがいることを書きました。体を変形させるワムシは運動の際に常にその種独特の収縮あるいは匍匐運動などの変形運動をします。しかし、コガタワムシ科に属するワムシのなかには一見すると変形しない硬いワムシに見えますが、実はグニャグニャに変形するものがあります。遊泳中は硬い被甲を持っているように見えるのですが、水草やアオミドロのような糸状性藻類や微細なゴミが障害物となって行く手に立ちはだかるとき、この種のワ... ...続きを見る

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2010/08/31 21:13
カチカチのワムシ、フニャフニャのワムシ
ワムシは形態的多様性に富んだ生物グループですが、大きくふたつにグループ分けをすると、ひとつは被甲という殻に包まれ、体の変形が見られないカチカチのもの、そしてもうひとつは被甲がないか、あっても柔らかく、体を変形させるフニャフニャのものに分けられます。前回の記事で書いたツボワムシがカチカチの代表なら、フニャフニャの代表はヒルガタワムシでしょう。ヒルガタワムシはその名のとおり、ヒルのように体を伸縮させる匍匐運動をして、水草や水底を這い回ります。もちろん頭部の繊毛を開いて遊泳もしますし、捕食行動も繊毛を... ...続きを見る

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2010/08/27 21:06
やはりツボワムシでしょう
ワムシは輪形動物門というグループを形成している微小な多細胞生物ですが、その形態は実に多様で、生活様式も様々です。そのなかで、私にとってなじみのあるものをあげるとしたら、やはりツボワムシでしょう。その名のとおり壺型のかたい被甲という殻をまとっています。種によって被甲の突起の形や本数が異なり、そのバリエーションは多彩です。頭部の繊毛を動かして遊泳して、また繊毛で餌である植物プランクトンを集めて捕食します。他のワムシもそうですが、不思議なことに頭部の繊毛で泳いでいるのに、ちゃんと頭部を先にして泳いでい... ...続きを見る

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2010/08/23 12:47
ワムシは重要なプランクトン
子供のころ、プランクトンといえばミジンコのような微小甲殻類か原生動物、クンショウモのような植物プランクトンぐらいの認識しかありませんでした。ワムシという微小生物が質、量ともに水中の生態系で重要な位置を占めるプランクトンであるという認識はありませんでした。輪形動物のワムシは大きな種でも顕微鏡で40倍、小さな種では400倍程度の倍率でないと観察できない小さな生物です。それでも整った消化器系を持つ立派な多細胞生物です。単細胞のゾウリムシやラッパムシより小さくても、精緻な構造を持った生物なのですね。そし... ...続きを見る

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2010/08/16 13:01
繊毛のない繊毛虫
吸管虫という不思議な原生動物がいます。一応、繊毛虫に分類されるのですが、何故か繊毛がありません。そのかわり、細胞から吸管触手という触手がハリのようにたくさん突き出しています。この触手で他の原生動物を捕えて、その体液を吸収して生活しているそうです。私も顕微鏡観察をしていて、吸管虫が他の繊毛虫を捕えたところを目撃しましたが、運よくこの繊毛虫は、からくも逃げ切り、運悪く私は決定的瞬間を撮影しそこないました。それにしても繊毛を持たない吸管虫が繊毛虫に分類されているのか?吸管虫の多くは付着性で、貝の殻にく... ...続きを見る

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2010/08/11 17:44
移動式住居住まいの原生動物
原生動物は単細胞の単純な生物ですが、以前にも書いたツリガネムシ目のコスルニアのように、ちゃんと巣をつくるものがあります。繊毛虫ではコドネラやチンチニディウム、アメーバの仲間ではツボカムリなどがそうです。自分の体のまわりに微細な鉱物粒子や他の生物の死骸の破片(珪藻の殻など)で殻を作って、殻に入ったままで生活しています。アメーバの仲間のツボカムリなどは貝のようだと思えばいいですが、コドネラやチンチニディウムなどの繊毛虫は、自分の体よりも大きい殻に入ったまま、実に素早く泳ぎ回ります。巣というよりもキャ... ...続きを見る

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2010/08/06 13:35
ミドリゾウリムシは田舎では身近です
原生動物の代表格ともいえるゾウリムシは比較的水質の悪いところに生息しているようで、私のように田舎に住んでいる者にとっては、お目にかかりにくい生物です。近所の池沼に生息してはいるものの、優先種ではないので採集したてのサンプルで見つけることは困難です。しかし、ゾウリムシ目ゾウリムシ属に属するミドリゾウリムシなら結構見つけることは容易で、採集したての水の中にうようよいることも珍しくありません。ゾウリムシとは非常に近い繊毛虫ですが、ゾウリムシとは水質に対する嗜好性が違うのか、田舎ではポピュラーです。ミド... ...続きを見る

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2010/08/02 12:12

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茨城ふぁーぶるプランクトン記 2010年8月のブログ記事/BIGLOBEウェブリブログ
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