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茨城ふぁーぶるプランクトン記
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植物プランクトンは動く
植物はうごくか?動きますね。どっしりとした不動ともいえる大樹も枝を伸ばし、根を伸ばし、ときには石垣すら破壊していまいます。ただ、その速度が非常にゆっくりとしているだけです。では植物プランクトンは?これは種類によっては実によく動き回ります。藻類には鞭毛をもつものもあり、原生動物なみに動き回ります。でも植物です(鞭毛をもつものについては植物、動物両性とする解釈もありますが)。珪藻は、とくにフナガタケイソウの仲間は直線的にすべる独特な運動をしますし、藍藻もユレモなどは糸状の群体が珪藻同様の直線的な滑... ...続きを見る

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2011/07/30 16:55
葉緑体は緑色とは限らない
植物は葉緑体で光合成を行い、その色は緑色というのは常識的なことですが、植物プランクトンでは、必ずしも、その常識はあてはまりません。珪藻や鞭毛藻類は(一部の鞭毛藻類を除いて)光合成を行う「植物」ですが、多くは黄色ないし黄褐色をしています。これは葉緑体に含まれる色素の含量のちがいで、緑色ではない葉緑体を持つためです。色は緑色ではなくとも、植物として光合成を行って酸素を作り出してくれます。緑色ではない植物というと、なんだか不思議な気がしますが、海藻などを思い浮かべると納得です。昆布は何色か?茶色っぽい... ...続きを見る

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2011/06/26 10:43
嗚呼、赤っ恥、プランクトンの名前を間違えた
私のホームページの珪藻の画像のコーナーでイタケイソウとしていたものが実はハリケイソウでした。イタケイソウは板状、ハリケイソウは針状の構造をしているので間違えるはずはないのですが、初歩的な手違いで間違えてしまいました。私がイタケイソウとしていたものは一枚板に仕切り線が何本もあるようなものでした。ある時、自分のHPの画像を見直しているとき、「あれ、イタケイソウに隔壁(仕切りのようなもの)あったっけ?」と思い、「これ、イタケイソウじゃないぞ!」とあわてました。イタケイソウではないとすると、何か?思い浮... ...続きを見る

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2010/12/05 12:13
迷惑なデジカメのモデルチェンジ
それからなんだかんだと時は過ぎ、いつしか女房、子供持ち、顕微鏡のことはすっかり忘れて生活していたある日のこと、子供が定期購読していた学習雑誌の付録に顕微鏡セットがついてきました。驚くべきことに、それは50〜300倍まで観察可能というもので、さすがに300倍には難点がありますが、150倍までは実習用顕微鏡にひけをとらない程しっかりとしたものでした。近所の池の水をとって、試しに、ほんの気まぐれでデジカメを接眼レンズに押しつけて写してみたところ、ミジンコや原生動物がしっかりと写っていました。正直たまげ... ...続きを見る

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2010/11/29 14:32
子供にしては大枚はたいた顕微鏡
前回の記事で書いたように、学習雑誌の付録の顕微鏡にはまってしまった私は、その秋になると、貯めていたお小遣いをはたいて、近所のディスカウトショップで3千円の顕微鏡を買ってしまいました。当時の3千円、まさに清水の舞台から飛び降りるような気持ちでした。在庫処分品のようで、未使用の顕微鏡でした。児童用顕微鏡ながら100〜750倍まで観察可能というものでした。さっそく近所の池で水を採って観察をしてみると、30倍の付録の顕微鏡では点のようにしか見えなかった原生動物がはっきりと見えます。まさにそれは感動でした... ...続きを見る

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2010/11/22 16:36
初めての顕微鏡
以前の記事にも書きましたが、私が初めて顕微鏡を覗いたのは、たしか小学校の5年生のときだったとおもいます。それは当時、定期購読していた学習雑誌の付録でした。倍率は30倍だけ。おもちゃのようなものです。ゾウリムシでも点のようにしか見えないものですが、ミジンコや大型のラッパムシならばこの低い倍率でも十分に観察できます。池や水溜りの水、はては道路の側溝の溜まり水までとって付録の顕微鏡で見てみました。結構いろいろな生き物がいたのをおぼえています。自由研究などめんどうくさいので、観察結果をまとめるでもなく、... ...続きを見る

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2010/11/14 13:46
原生動物の大きさ
ゾウリムシをはじめとする原生動物というと、顕微鏡でなければ見ることのできない微小な生物というのが一般的な認識です。でも意外に大きいものもいます。といってもたかがしれていますが、虫めがねでおおよそ種類の判別できるものも結構身近にいます。大型のラッパムシなら2mmほどなので、虫めがねで見てもラッパ型をしているのが分かります。また、スピロストマムという3mmほどの細長い繊毛虫は虫めがねで見ると、まるで小型の水生ミミズのようです。しかし、大多数の原生動物はμm単位の生物です。たとえばゾウリムシはおおよそ... ...続きを見る

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2010/11/07 18:57
この子、誰の子、ホヤ、それともウミタル
尾索動物のウミタルとホヤは幼生の時期はオタマジャクシのような尾を持っていて、プランクトンとして生活しますが、成体になると尾を失ってしまい、ホヤは海底に沈み、ウミタルはポンポン跳ねながら海中を漂います。ホヤの幼生は図鑑にも載っていますが、ウミタルのようなタリア綱の幼生はまだ見たことがありません。もしも、似たような姿をしていたら、親が何なのか判断できません。同じ尾索動物のオタマボヤは独特な頭部をしているので区別は容易ですが、ウミタルの幼生の姿は私にとって未知です。ホヤの幼生らしき生物の画像をホームペ... ...続きを見る

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2010/11/01 18:00
泳ぐミクロの樽
ウミタルという妙な海洋プランクトンがいます。タルといっても数ミリほどにしかならず、若くて小さなものは顕微鏡を使って40倍程度で観察できます。まさに樽型をしていて、見かけ上、泳ぐための器官はまったくないのですが、吸引した海水を噴射して、ポンポンと跳ねるように泳ぎます。分類上は前回の記事で書いたオタマボヤと同じ尾索動物に属する生き物です。幼生期はホヤの幼生のような形をしているそうですが、私は見たことがありません。あるいはホヤの幼生と思っていたものが、実はウミタルの幼生であった可能性もあります。ウミタ... ...続きを見る

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2010/10/26 23:07
稚魚かと思えばホヤの仲間
漁港の桟橋でプランクトンネットを引いていると、時々、魚の稚魚のようなものが採れます。ルーペで見てみると、どうも魚ではない。何だろうと思い、持ちかえって顕微鏡で観察してみるとホヤの幼生のようなオタマジャクシ型の妙な生き物。でも、ホヤの幼生とはどこか違う。これはオタマボヤというホヤと同じ尾索動物に属する生き物でした。ホヤもオタマボヤも脊椎動物に近い生物ですが、ホヤが幼生期を過ぎると、あの食材として有名なホヤ(個人的にホヤは好物です。)として固着生活にはいるのに対して、オタマボヤは一生オタマジャクシ型... ...続きを見る

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2010/10/20 23:20
夜光虫は植物!
漁港の桟橋でプランクトンネットをひいていて、たいがいといっていいほど採れてくるのは夜光虫ですね。サンプルカップの中が夜光虫だらけといったこともよくあることです。 夜光虫というのは発光性の海水プランクトンで、夜の海を光でいろどるロマンチックな微小生物というイメージが強いですね。しかし、漁港周辺は道路の街路灯が煌々と光り、漁港の桟橋は夜ともなると釣り人が鈴なりとなってヘッドライトの光が交錯して明るいことおびただしく、とても夜光虫の光を見るどころではないのが実情です。  ところで、夜光虫とは渦鞭毛... ...続きを見る

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2010/10/15 21:39
水面を這いまわるイタチムシ
イタチムシというと水底や水草の上を這い回り、藻類などを食べる底性生物というイメージがありますが、以前、数日室内に静置しておいた採水瓶の水面にたくさんのイタチムシがいたことがありました。ただ、この時は、水質が劣化して水面に膜が張っているような状態だったので、ガラス瓶を這い上がったイタチムシが水面にできた膜の下に集まってきて、膜の中を這いまわっていたのだと思います。このようなことは自然の池沼では通常ないことだと思いますが、水田や止水になった用水路の水面に膜が張っているのをよく見かけるので、このような... ...続きを見る

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2010/10/10 18:58
最小多細胞微生物、イタチムシ
前回の記事では微生物の定義について書きましたが、多細胞生物の微生物の中で最も小さいものといえばイタチムシでしょうか。体型や動きがイタチを思わせる微小な生物で、400〜600倍の倍率でないとはっきり観察できません。単細胞の原生動物のゾウリムシよりも小さいのです。しかし、この微小なサイズにもかかわらず、口から肛門にいたる消化管が発達し、脳神経系だってあるというのですから驚きです。ちなみに、イタチムシとワムシは袋形動物として同じ動物のグループに分類されていましたが、現在ではワムシは輪形動物、イタチムシ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/10/04 21:28
微生物とは?
まったく認識不足でした。これまで私は微生物というとウイルスとバクテリアだけと思っていました。ウイルスはDNAないしRNAでできた遺伝子がタンパク質の殻で覆われているだけの、きわめて構造が単純なもので、バクテリアは細胞核が明瞭ではなく、要するに微生物とは、明瞭な細胞核がないきわめて微細な生物のことをいうのだと思っていました。ところが、微生物の定義は大雑把にいうと顕微鏡レベルでしか観察することのできない生物のことをいうのだそうです。単細胞であってもれっきとした核を持つ原生動物はもちろん、多細胞動物の... ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 1

2010/09/28 18:42
ワムシのお食事
以前、ワムシは植物性プランクトンを食べると書きました。たいがいのワムシが口の回りの繊毛を動かしてクロレラなどの藻類を集めて食べています。しかし、なかには肉食性のワムシもいます。実際に観察していて、大型のカシラワムシと思われるワムシがツボワムシを襲って食べているところを目撃しましたし、フクロワムシの体内にまだ未消化のハネウデワムシが入っていたのを見たことがあります。中小型で草食性のワムシは、大型の肉食性のワムシの脅威にさらされているわけですね。もっともそれ以前にワムシは魚など他の生物種の餌になる心... ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/09/23 18:52
泳ぐ胃袋、フクロワムシ
ある程度進化した生物は、口から食物をとりいれ、消化管を通して栄養分を吸収して、残り滓を肛門から排泄します。ワムシも顕微鏡レベルの微小な生き物ですが、整った消化器系を持った多細胞生物です。しかし、フクロワムシというワムシは例外的に腸も肛門もありません。被甲という体を覆う殻もなく、姿はその名のとおり袋状で、風船が泳いでいるような感じです。その単純な形状とうらはらに、ワムシの中では最大級の大きさを誇り、ルーペでも識別できるほどです。より小さなワムシが精緻な体の構造をしているのに、大型のフクロワムシが、... ...続きを見る

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2010/09/18 13:18
チャーミングなワムシ
マルサヤワムシという被甲をもたない柔軟性に富んだワムシがいます。通常は固着性で、水草などに付着して生活していますが、ヒルガタワムシと違って、あまり動き回らないようです。このワムシの頭部の繊毛のある輪盤という部分はとても特徴的で、その輪盤が開くと、それはなんときれいなハート型をしています。なんともチャーミングなワムシです。もっとも、マルサヤワムシといっても様々な種があり、すべてがハート型の輪盤をもっているわけではありません。私は見たことがありませんが、四葉のクローバー型の輪盤のある種もあるそうです... ...続きを見る

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2010/09/11 13:34
手鞠のようなワムシの群れ
ある沼に手作りのプランクトンネットを投げ込み、プランクトンサンプルを採集していたとき、サンプルカップの中で、肉眼でも見える小さな丸い物体がクルクルと回転しながら泳いでいるのを見つけました。ルーペで見てみると、大型のラッパムシ状の生物が群れを作っているのが見えました。顕微鏡で詳しく観察してみると、ヒルガタワムシに似たワムシが球形の群れをつくっていました。これはテマリワムシという群体をつくる性質をもった変形しやすいワムシで、群体の大きさは40倍程度、個々の個体は100〜300倍ほどで観察できます。ヒ... ...続きを見る

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2010/09/06 18:26
硬派と見せかけ実は軟派なワムシがいます
前回の記事で、ワムシには被甲という殻に包まれ、体が変形しないものと、被甲を持たず柔軟に体を変形させるものがいることを書きました。体を変形させるワムシは運動の際に常にその種独特の収縮あるいは匍匐運動などの変形運動をします。しかし、コガタワムシ科に属するワムシのなかには一見すると変形しない硬いワムシに見えますが、実はグニャグニャに変形するものがあります。遊泳中は硬い被甲を持っているように見えるのですが、水草やアオミドロのような糸状性藻類や微細なゴミが障害物となって行く手に立ちはだかるとき、この種のワ... ...続きを見る

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2010/08/31 21:13
カチカチのワムシ、フニャフニャのワムシ
ワムシは形態的多様性に富んだ生物グループですが、大きくふたつにグループ分けをすると、ひとつは被甲という殻に包まれ、体の変形が見られないカチカチのもの、そしてもうひとつは被甲がないか、あっても柔らかく、体を変形させるフニャフニャのものに分けられます。前回の記事で書いたツボワムシがカチカチの代表なら、フニャフニャの代表はヒルガタワムシでしょう。ヒルガタワムシはその名のとおり、ヒルのように体を伸縮させる匍匐運動をして、水草や水底を這い回ります。もちろん頭部の繊毛を開いて遊泳もしますし、捕食行動も繊毛を... ...続きを見る

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2010/08/27 21:06

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